DNA
桜の花が満開です。綺麗です。とても、とても、華やかな雰囲気に包まれています。花びらが数枚、ひらひらと風に吹かれて、花吹雪をつくります。薄いピンク色をした花びらが舞い、何もかもがあたたかい気持ちになっていくようです。
お花見に行きました。あまり人気のない山の中でしたが、それはそれは静かでした。風がふくと、春の香りと風の音が重なって、催眠術にかかったように眠たくなりました。気持ちいい!自然に眠くなって、そのまま眠っていく様は、動物的な感覚に戻っていっているようです。
普段の生活の中で私たちは、人工的なものに囲まれて生活しています。携帯電話、テレビ、パソコン等々。それぞれ、「音」を出します。朝の目覚まし時計から、テレビのニュース、バスの出発音、車の騒音。もはや、音のない世界はないのかもしれません。風の音ってどんな音でしょうか?純粋に自然の音だけを、聞いた経験は、おそらく生まれてから今までないと思います。
ある知り合いのお友達が、砂漠に旅に出たそうです。ラクダ2匹と案内人付き。どこの砂漠だったか、忘れましたが。その方は、「その時初めて、風の音を聞いた。」と言っていたそうです。何の混じりのない、純粋な風の音はどんなものだったでしょうか。そして「夜は本当に暗闇だった。暗さとはああいったものだ。」と。こればかりは、体験したものにしかわかりません。私は一度、洞窟の中に観光に行った事があります。行き止まりまでは、電灯が案内してくれます。興味本位にもうちょっと先を見たいなと思い、電灯の少し先まで行ってみました。真っ暗です。暗さだけではなくて、何かが住んでいるような暗闇のパワーを感じました。体から血の気が引いていったのを覚えています。
人間が自然にふれると、体内のDNAが遠く昔、懐かしい動物的感覚を強く刺激し、何かが脳に反応し働きかけている気がします。とても気持ちよくなる秘密はその辺にあるのでは?と勝手に推測しています。
春の香り、風の音、散っていく花びら。動物も、人間も、みんなポカポカした気持ちになっているようです。自然を感じる心を大切にしたいですね。鈍くならないように、食べ過ぎないように、動物的感覚が衰えないように、夏に向けて少し痩せなければと再確認しています。
April By Masako
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